ピクノジェノール

フランス南西部、ボルドー地方とピレネー山脈の間の大西洋岸に生息する海岸松の樹皮のなかでも、樹齢30~50年以上の、十分に育成した海岸松の樹皮からのみ抽出される水溶性のフラボノイド(ポリフェノール)です。この天然の機能性成分は近年特に高い注目を浴びています。海岸松は世界各国に存在していますが、ピクノジェノールの原料となるボルドー地方の海岸松は、寒暖の差が激しく紫外線量が非常に多い苛酷な条件下で生育するため、日本の海岸松と比較しても樹皮が非常に厚く、色も赤味が強く、見るからにフラボノイド類やポリフェノール類が多く含まれていることがわかるという特徴があるからです。そしてこの海岸松の樹皮から抽出されるピクノジェノールにはプロアントシアニジン、カテキン、タクシフォリン、フェノール酸類など、およそ40種類以上の有機酸が含有されています。1947年に、フランスのマスケリエ博士によって発見され、当時成分そのものはOPCと呼ばれていました。その後、スイスの医薬品メーカーであるフォーファー・リサーチ社が、この松樹皮の抽出物が持つ優れた抗酸化作用に着目し「ピクノジェノール」と名付け登録商標を行ったことで一躍有名になりました。

ビタミンCやビタミンEよりも強いことが分かっており、その作用はビタミンEのおよそ170倍、ビタミンCのおよそ340倍もの力と言われています。今では世界中の科学者が注目し研究を重ね、ピクノジェノールの抗酸化作用がどのような健康的効果を体にもたらしてくれるかが明らかになってきました。発表されている効果をざっと調べただけでも70種類ほどの効果・効能が挙がってきます。それだけ、ピクノジェノールには驚くべき力が備わっている成分なのです。